国連人口基金(UNFPA)助成事業
『お母さんと子どもの命を守る』勉強会事務局(2011年1月~12月)

今も、世界のどこかで、妊娠や出産が原因で1日に1,000人以上のお母さんの命が失われています。その数は年間35万8,000人にのぼり、そのうちの90%が開発途上国に集中しています。

2010年より若手国会議員を中心に開催されている『お母さんと子どもの命を守る』勉強会(参議院牧山ひろえ議員主催)は、国連ミレニアム開発目標(MDGs)の中でも最も進捗が遅れているMDG4「乳幼児死亡率の削減」及びMDG5「妊産婦の健康の改善」への国連及び国連人口基金の活動、さらには国際保健における母子保健の重要性に対する議員の理解を深め、目標達成のための政策提言を行う事を目的としています。(非公開。一部メディアのみオブザーバーとして参加可能)

CSOネットワークが事務局を担当する本年度の勉強会(年間4回)ではマクロ的な視点、あるいは現場の視点などを織り交ぜながら、母と子の健康を中心に、青少年の課題や2011年秋以降に70億人を超すといわれる人口問題等も取り上げています。また、9月初旬に実施した現地視察には6名の国会議員が参加、当該国における国連人口基金の活動を、中央と草の根レベルの両面から視察、又保健大臣・国会議員等の政策決定者との協議を行った結果をふまえ、MDGs4&5の達成に向けての政策提言を行いました。

国連人口基金事務局長ババトゥンデ氏(第5回勉強会より)

ヴィエンチャン近郊のナサイソン郡病院を訪問(ラオス視察より)

2011年の活動記録

『お母さんと子どもの命を守る』勉強会

  • 第5回(4月26日) 講師:国連人口基金事務局長ババトゥンデ・オショティメイン氏
    「国連人口基金の新しいビジョンについて 及び
    国連人口基金が取り組んでいる東日本大震災の被災地における支援活動についての報告」
  • 第6回(5月18日) 講師:日本家族計画協会クリニック所長 北村 邦夫 氏
    「思春期の性があぶない」
  • 第7回(6月2日)講師:日本赤十字九州国際看護大学学長 喜多 悦子 氏
    「紛争・災害避難民への保健支援」
  • 第8回(10月26日)講師:日本大学経済学部教授, 人口研究所所長, 大学院総合科学研究科教授 小川 直宏 氏
    「なぜ低い東アジアの出生率」国民移転勘定(NTA)に基づく少子化分析 ―子育てコストの国際比較、政策提言―

現地視察

  • 9月1日(木)~4日(日)訪問先:ラオス人民民主共和国
    視察の報告会は9月26日に開催