9月17日(火)〜9月18日(水)
基調講演: 「北」のNGOの新しい役割 マイケル・エドワーズ(フォード財団ガバナンス&市民社会部門ディレクター) 「9.11後」において、複雑かつ緊急を要する開発への課題が山積している認識が高まっているなか、日米欧に代表される「北」のNGOの役割の変化が議論されている。エドワーズ氏は、「北」のNGOは、自国の政府や国際機関と連携した自前のプロジェクト実施型から、「南」のNGOのエンパワーメントやグローバルな社会における新たなルールづくりのための提言活動重視型へとシフトしていかなければならないと説く。
全体会パネル・ディスカッション:グローバル・シビル・ソサエティと新たなルールづくり CSOは政府主体の外交政策の限界をどう乗り越えられるのか。また、平和構築、紛争予防、人権擁護、ローカル・コミュニティのエンパワーメントを促進するための新しいルールや仕組みをつくり出す過程にどう貢献できるのか。これらを検討し、変化しつつある「北」のNGOの役割についての議論を深める。
全体会パネル・ディスカッション:平和構築?世界各地における取り組み 宗教、民族、地域の違いや政治的対立による国内紛争は様々な悲劇と不安を生み出し、多くの途上国において開発の発展を妨げている。私たちはいかに協働して、国を再建し、平和を促進し、将来の紛争を防ぐことができるのか。カンボジア、シエラレオーネなどの事例を参照しながら、平和構築の道筋について考察する。
分科会:「地域に根ざした開発」とは何を意味するのか? 「地域に根ざした開発」とは、地域社会、草の根の活動をしている団体、地元の人々にとって行われるものであり、そこで国際機関や外国政府、国際NGOはどのような振るまいを求められているのだろうか。また、世界銀行などの「地域主導の開発」はいかに評価されるべきなのだろうか。
分科会:政府開発援助の質と量の向上 1970年に先進国と呼ばれる国々は政府開発援助(ODA)を1975年までにGNPの0.7%まで引き上げることを約束した。しかし、現在までにこの目標を達成したのは数カ国にとどまっている。ODA予算を増やすためのCSOの役割とODAの質の向上についても議論する。
分科会:民間セクターの開発における役割 民間製造企業やアパレルメーカーなどが低コストの実現のために途上国で製品を製造する傾向はますます強まる一方だが、途上国の搾取の問題や人権侵害、子どもの労働など、深刻な問題が解決されないままになっている。その半面で、厳しい企業責任を自ら課し、ガイドライン作り等をNGOとともに行っている企業なども増えてきている。このような環境の中で、企業とNGO、国連や政府機関との協力関係などに着目する。
このほか、「効果的な政策提言について」、「NGOの戦略的パートナーシップのつくり方」、「開発におけるセクターを超えた取り組み」などのワークショップ・スタイル・セッション等が計画されています。
|