メディア掲載

雑誌掲載

NPO学会ニューズレター 2016年3月 vol.17 No2 通巻65号
「NPOと政治/市民活動の政治性~世界の潮流と起こりつつある日本の変化」/今田克司

NPO学会の「NPOと政治」のテーマに関して呼びかけ人として、自らの問題意識を明らかにしました。                            PDF続きを読む [PDF 3,618KB]

新聞掲載

北海道新聞 2015年12月15日 「国連新開発目標 道民目線で議論」/今田克司

持続可能な開発目標(SDGs)を考える学習会が2015年12月13日、札幌市北区北大遠友学舎で開かれました。                           PDF続きを読む [PDF 91KB]

経団連タイムス 2015年1月29日 「時代の国際的な開発目標と企業に求められる対応について聞く」/今田克司

経団連が2015年12月24日に社会貢献担当者懇談会を開催し、代表理事が参加しました。「ポスト2015開発アジェンダ」の策定状況と企業に求められる状況について説明しました。                                                                                                                                                     PDF 続きを読む [PDF 82KB]

国際開発ジャーナル連載

最終回(2005.8月号)「グローバル・キャンペーン2005」
その6 ~ホワイトバンド・デー、そして…~/今田克司

日本でのホワイトバンドの発売、ホワイトバンド・デー、ライブ8、G8サミットと、貧困根絶キャンペーンが脚光を浴びるイベントが、7月上旬に集中しました。そして、次なるターゲットである9月の国連総会へ向けて、キャンペーンが広がりを見せています。        PDF続きを読む [PDF 38KB]

第11回(2005.7月号)「グローバル・キャンペーン2005」
その5 ~ほっとけない 世界のまずしさ~/今田克司

5月26日、東京で「ほっとけない 世界のまずしさ」の立ち上げの集いが開かれ、約160人が集まった。いよいよ日本でも立ち上がった2005年貧困根絶キャンペーン。果たして、どれくらいの声を結集させることができるだろうか。

第10回(2005.6月号)「グローバル・キャンペーン2005」
その4 ~アジアのキャンペーン~/黒田かをり

2005年に焦点をあわせ、貧困に終止符を打つことを求めるキャンペーンは、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北米、アジアなど世界各地に広がり、G‑CAP(グローバル・コール・トゥ・アクション・アゲンスト・パヴァティ)という世界キャンペーンの名でゆるやかなネットワークを作っています。同時に、地域ごとの連携・協力を強めようという動きも活発になっています。3月末にナイロビでアフリカ地域会合が開かれたのに続き、4月初旬にはバンコクでアジア地域会合が開かれました。

第9回(2005.5月号)「グローバル・キャンペーン2005」
その3 ~カナダとアメリカのキャンペーン~/今田克司

今年のG8サミットがスコットランドで開催され、アフリカが主要な議題にあがっていることも大きく関係していますが、イギリスのキャンペーン、「貧困を過去のものに(Make Poverty History)」はとくに大きな盛り上がりを見せています。とはいえ、キャンペーンが着々と動いているのはイギリスだけではありません。

第8回(2005.4月号)「グローバル・キャンペーン2005」
英国のキャンペーン ~Make Poverty History-貧困を過去のものに~/黒田かをり

英国が議長国となる今年のG8サミット(主要国首脳会議)では、アフリカが主要テーマに掲げられています。英国は、今年の下半期には、EUの持ちまわり議長国にもなります。この年を重要な年と捉え、「忘れられた危機」といわれる深刻な貧困問題に社会の関心を集め、その解消に向けた行動を促そうと、市民レベルでもさまざまな動きが活発化してきました。そして、これまで貧困問題の解消に取り組んできた国際NGOをはじめとする市民社会は、「 Make Poverty History」(貧困を過去のものに)というキャンペーンを立ち上げました。このキャンペーンは、公正な貿易、債務帳消し、援助の質の向上と増加を目的に、広く一般社会に呼びかけをすることで、政策への働きかけを行っていくものです。

第7回(2005.3月号)「グローバル・キャンペーン2005」
~世界の貧困問題の解消に向けて~(その1)/黒田かをり

2004年暮れにインド洋で発生した地震による津波は、アジア地域を中心に未曾有の被害をもたらしました。貧困により被害がさらに拡大、悪化するなかで、国際社会の反応は素早く、世界各地から集められた寄付や支援は、過去にないほどの規模に上りました。一方で、災害や事件が起こらなければ報道もされない「忘れられた危機」─すなわち、10億とも言われる人たちが日常的に深刻な貧困に苦しめられている現状─に目を向け、その解消のために何かをしなければならないと、多くの人たちが行動を始めています。この2005年を貧困削減に向けて大きく動き始める年と位置づけ、世界各地でキャンペーンが立ち上がっているのです。

第6回(2005.1月号)ミレニアム開発目標(MDGs)と市民社会の動き/黒田かをり

2000年9月に国連ミレニアム・サミットで採択されたミレニアム開発目標の達成にすでに赤信号がともり始めている。この遠大な目標の達成には、国際協調、工業先進国と開発途上国の連携や、政府、企業、市民社会などのセクターを超えた連携、開発、産業、金融、安全保障などの政策の一貫性など、求められる課題が大きい。この目標の達成に向けてさまざまな国や地域、そして世界レベルで、市民社会が中心となったキャンペーンが次々と立ち上がっている。果たして、国際社会は新しい形の協力体制をつくりあげることができるのだろうか。

第5回(2004.12月号)開発における「権利ベースのアプローチ」とは?/今田克司

最近になって、大手の国際NGOを中心に、「権利ベースのアプローチ」が注目されている。開発における現代の「流行り」であるこのアプローチは、貧困や疎外の根源的原因をつきとめることをNGOの新たな仕事として突きつけている。果たしてこのアプローチは、今後、NGOの世界にどんな変化をもたらすのだろうか。

第4回(2004.11月号)国際NGOのレジティマシー(正統性)をいかに考えるか/黒田かをり

「NGOは誰の利益を代表しているのか?」選挙による民主主義的手続きを経ずに国際舞台で意見を表明し、影響力を強めているNGOに対する「揺り戻し」の議論がよく聞かれる。米国の保守系シンクタンク、NGOウォッチらが展開する議論や、NGO自身やその役割を認める国際的なアクターたちが考えるNGOの正統性の考え方を紹介し、とくに今後の政策形成におけるNGOの役割を考える。

第3回(2004.10月号)進むNGOのグローバルな連携/今田克司

グローバリゼーションの波に対抗するため、NGOのあいだでも国際的な連帯の機運が高まっている。とくにNGOの政策アドボカシーにおける役割が認知されるにつれ、ゆるい連携により発言に重みをもたせる試みが成功している。2005年を戦略的に重要な年と考えるNGOコミュニティは、いままさに貧困撲滅キャンペーンを加速させようと動き始めている。

第2回(2004.9月号)人道支援NGOと軍隊/黒田かをり

9.11の同時多発テロ以降、安全保障の利害が人道支援・開発の利害を大きく上回り、NGOが動き回れるスペースが著しく減少した世界が到来した。このような新たな政治力学のなかにあって、NGOはいかに政府とつきあうべきなのか。軍との関係はどうあるべきか。そして、NGOは自らの安全をいかに確保すべきなのか。現在のNGOが抱える危急の課題を読み解く。

第1回(2004.8月号)NGOフューチャーズ・イニシアティブとは?/今田克司

貧困削減と住民主導の開発の声が高まり、安全保障の利害が人道支援の領域をおびやかし、貿易や投資、企業の社会的責任(CSR)など、民間セクターの開発における役割が注視されている。そんななかで、従来のNGOの枠を超えたCSO(市民社会組織)が鍵を握るアクターとして認知されてきている。この連載では、最近の国際NGOをめぐる動きをレポートする。第1回は、英国で進行中である先進諸国のNGOの役割の問い直しをめぐる議論を紹介する。

国際NGOの現状と課題

21世紀フォーラム 財団法人 政策科学研究所出版/今田克司・黒田かをり

「国際非政府組織(NGO)の現状と課題~英米の事例から読む~」

国際NGOの中でも影響力の強い英国と米国のNGOに焦点をあわせ、国際NGOの現状と直面する課題、将来へのビジョンなどについて考察し、日本の 国際NGOの今後に対する展望を描く。 日本のNGOが抱える課題は大きいが、これはすなわち日本が21世紀の国際社会のなかでどう生きていくのかを問われていることなのである。

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