今回は、当日その前の時間で開催された理事会後の懇親会も兼ねて、また、年末の忘年会の意味も込めての開催となりました。理事・評議員・スタッフの皆さま、お忙しい中からのご参加ありがとうございました。
初対面の方もいらしたので、インターンさんからは自己紹介を、役員さんやスタッフからは今年を振り返ってのコメントを一言ずついただきました。今年は、コロナ禍となって2年目となりますが、この間、オンライン会議やオンラインセミナーが一般化し、地方や海外からの会議への参加が可能になるとともに、従来では考えられない規模のセミナーも開催できるようになるなど、情報共有・発信における大きな変化について具体的なお話がありました。また、今年は、ジェンダーバランスに対する意識の向上やESG投資の拡大に象徴されるように、サステナブルに関する意識の高まりが顕著だったとのコメントも印象的でした。
その後、インターンの小林さんより、インターン期間を通して取り組んでくださっている「公契約条例に関する調査」報告をいただきました。この調査は、2016~2018年度にCSONJが行った「持続可能な公共調達(SPP)」に関する調査の発展形として取り組んでいただいた調査で、日本のSPPの取り組みの柱の一つである公契約条例の現状や課題を、公契約条例を策定した自治体が公共工事等を受注した事業者やそこで働く労働者に行ったアンケート調査からまとめたものになります。報告後のコメントでは、社会性評価の機運が高まる中で、公的セクターの労働条件・労働環境も大変重要なテーマであることが再確認されていました。小林さんありがとうございました。
次回は、2月頃に、インターンの鴨志田さんより「秘境を訪ねて」と題してご報告をいただく方向で考えています。皆様、この場を借りまして、今年も大変お世話になりました!
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
(事務局長 長谷川雅子)