ごあいさつ

ビジョン「一人一人の尊厳が保障される公正で持続可能な社会の実現を目指して」を掲げて

ただいま、オンライン会議中!

2019年6月にCSOネットワークの代表理事に就任して、もう2年。その間、ほとんどが新型コロナ感染症の影響の中にある。スタッフはテレワークを中心としながらも、会えるときは会える工夫をし、難しい場合はオンライン会議を自由に設定し相談しあっている。人は困難な状況にあるとき、工夫をして乗り切ることができるのだと実感するが、同時にそれぞれがお互いの差異を認め尊重しながら仕事をしているからこそ可能であるのだと思う。小さな組織内であっても一人一人の尊厳を大切にするというCSONJのビジョンが息づいているのだと感じる。そして、それは活動の実践のあらゆる場面で生かされてきたように思う。

今回、CSONJにおける、ビジョンと活動との関係を少しだけ振り返ってみたい。

まず、「中期ビジョン2020」を終え、新たな3年へのステージへと動き始め、2021年に「中期行動計画2023~市民社会視点から変革を起こす~」を策定した。そこでの特徴の一つは、市民社会を重視して、副題に市民社会の視点からの変革を記載、また事業・活動の柱に「市民社会の強化」を加えたことである(詳しくは「中期行動計画2023」を参照)。気候変動、貧困、教育、働き方、ジェンダーなど問題は山積みである。その解決には、市民からの発信、解決、政策への参画などにあらゆる場面で市民が力を発揮していくことが求められており、その根底に「一人一人の尊厳が保障される」ことが重要だという認識がある。

つぎに、プログラム、デザインなど言葉はさまざまだが、フレームワークという考え方で活動をしていることだ。具体例として、中小企業のCSR促進プログラム、持続可能な地域づくりのための指標、社会インパクト評価、SDGs教育デザインなどいずれもビジョンに基づいた「フレームワーク」を重視している。持続可能な社会に関わる問題は、政府や自治体、企業で、地域で、消費者等市民のなかでさまざまに起きているが、CSONJでは、情報提供や具体的な解決の提案だけではなく、フレームワークでの問題解決を提案することで、一人一人の尊厳が保障される持続可能な社会に大きく変革していくことに寄与したいと考えている。

まだまだできていないこと、すべきことは山ほどあるが、CSONJのビジョンをもとに歩を進めて行きたいと思う。

代表理事 古谷由紀子
2021年5月28日

 

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