持続可能な社会を求めるキャンペーンが発足 120ヵ国の市民社会組織が参加、日本では写真投稿サイトを公開

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SIGNS.indd【2015年1月16日 東京発】世界120ヵ国の市民社会組織(CSO)が参加する国際的なネットワーク「action/2015」(アクション2015)は2015年1月15日に、貧困・格差、不平等、気候変動のない世界をつくるためのキャンペーンを開始した。

このキャンペーンは、本年9月の「持続可能な開発に関するサミット」で2015年以降の開発アジェンダ(ポスト2015年開発アジェンダ)が決まり、12月には「第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」が行われることを受けて、これらの会議で合意される内容をよりよいものにするために、国連と各国政府に対して働きかけを行っていくというもの。昨年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんら、多くの著名人が賛同の声を寄せている。

キャンペーンの発足に際して、既に50ヵ国で具体的な行動が計画されている。これらの行動には、15歳の子どもたちが積極的に関わっている。2000年に誕生したこの世代の子どもたちは、2030年に期限を迎えるポスト2015年開発アジェンダの影響を大きく受けるためだ。例えばナイジェリアでは、全国から集まった15歳の活動家たちとエルナ・ソルベルグ首相との懇談が予定されてている。また、ニューヨークでは、15歳の子どもたちが潘基文国連事務総長と国際的な行動の必要性について議論する予定だ。

日本では、アクション2015ジャパンの事務局を務める国際協力NGOネットワーク「動く→動かす」が、日本政府に取り組んで欲しい課題と未来に向けた思いを投稿できる写真投稿サイトをインターネット上に公開する(http://www.ugokuugokasu.jp/action2015jp/)。投稿期間は8月31日まで。寄せられた声はテーマごとに集計され、日本政府に届けられる。

▼アクション2015ジャパンのホームページはこちら
http://www.ugokuugokasu.jp/action2015jp/

▼action/2015(グローバルサイト)はこちら
http://www.action2015.org/

出典:PR Times
原題:貧困・格差と気候変動のない世界を作る国際目標を! 世界の市民団体が行う「アクション2015」キャンペーンのお知らせ
URL:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000011082.html

出典:CIVICUS
原題:Action 2015
URL:http://civicus.org/index.php/en/media-centre-129/news-and-resources-127/2163-action-2015

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