世界貧困デーに向けて、公正な社会を求める世界共通アクションを GCAPが呼びかけ

08.02


【2013年6月25日 ヨハネスブルグ(南アフリカ共和国)発】貧困をなくすためのグローバルコール(Global Call to Action against Poverty=GCAP)は、2013年9月15日から10月20日にかけて公正な社会実現のためのアクションの実施を、世界各地の市民社会に呼びかけると発表した。

約1ヵ月にわたるアクション期間には、国連MDGsおよびポスト2015年開発アジェンダのためのサミット(9月25日)が予定されているほか、国際民主主義デー(9月15日)や貧困解消のための国際デー(10月15日)などの主要な国際記念日も含まれる。

アクションのスローガンは「誰ひとり置き去りにしない(Leave no one behind)」。この共通スローガンの元で、世界各地の組織や個人にむけて、政府関係者を含む対話集会やデモやパレードの実施、写真や映像のコンテスト、各種メディア上での討論会などの開催を呼びかけるという。また、これら個別の取り組みとは別に、何らかの世界共通アクションを計画しているとのことだ。

なお、アクションの実施にあたっては、公正な社会の実現という大きなテーマだけではなく、これと関係するより具体的な課題、例えば公正な貿易、国際金融システムの再構築、気候変動と持続可能な開発、平和と人権などに焦点を当てたものも歓迎するとしている。

アクションの詳細や取り上げるべき課題の例が掲載された呼びかけ文が、GCAPのホームページからダウンロードできる。

▼Together for Equality: Leave No One Behind! Call to Action: Mobilisation for Global Justiceのダウンロードはこちら
http://www.whiteband.org/sites/default/files/Call-to-Action-2013.pdf

出典:Global Call to Action against Poverty
原題:Call to Action: Mobilisation for Global Justice
URL:http://www.whiteband.org/en/news/call-to-action-mobilisation-for-global-justice

ページ上部へ戻る