貧困終焉のための10目標を提案 セーブ・ザ・チルドレン

02.15


【2013年1月8日 東京発】セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に続く開発目標について具体的な10個の目標を掲げた新報告書「私たちの世代で貧困に終止符を(Ending poverty in our generation)」を発表した。

同NGOは1990年から2011年までの間に5歳未満の子どもの年間死亡数が約1200万人から700万人以下にまで減少したことや、1999年から2009年までの間に、新たに5600万人の子どもたちが初等教育を受けられるようになったことなどを例に挙げて、「今後20年年間に極度の貧困を終わらせることは可能」と貧困解決への見通しを示した。

一方で、不平等解消への取り組みが新たな開発目標に含まれない場合には、その進展は非常に遅くなると懸念を表明している。また、多くの目標を詰め込みすぎると目標が最小に設定されるほか、国連の複雑な政治的プロセスが障壁になる可能性がある、ともしている。

具体的な目標の概要は次の通り。報告書(英語、日本語版概要)はセーブ・ザ・チルドレンのホームページからダウンロードできる。

■ポスト2015年開発枠組みにおける新目標 セーブ・ザ・チルドレンの提案
目標1 2030年までに、包摂的成長と働きがいのある人間らしい仕事により極度の貧困を根絶し、相対的貧困を削減する
目標2 2030年までに、飢餓を根絶し、発育阻害を半減させ、持続可能な食料、水、衛生設備への普遍的アクセスを確保する
目標3 2030年までに、予防可能な乳幼児と妊産婦の死亡をなくし、すべての人に保健医療を提供する
目標4 2030年までに、すべての子どもが質の高い教育を受け、優れた学習成果を得られるようにする
目標5 2030年までに、すべての子どもがいかなる暴力からも解放された生活を送り、紛争下では保護され、安全で家庭的な環境で成長できるようにする
目標6 2030年までに、より透明で、説明責任を果たし、包摂的なガバナンスを実現する
目標7 2030年までに、より多く効果的な資金活用のための強固なグローバル・パートナーシップを構築する
目標8 2030年までに、災害に強い社会を構築する
目標9 2030年までに、すべての人にとって持続可能で、健全かつ強靭な環境を確保する
目標10 2030年までに、すべての人に持続可能なエネルギーを供給する

▼「私たちの世代で貧困に終止符を」(日本語版概要)のダウンロードはこちら
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/dat/img/blog/1044/1359678777283.pdf (PDF)

▼「Ending poverty in our generation」のダウンロードはこちら
http://www.savethechildren.org.uk/sites/default/files/images/Ending_Poverty_in_Our_Generation_Africa.pdf (PDF)

出典:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
原題:新報告書「私たちの世代で貧困に終止符を」発表(2013.1.8)
URL:http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1044

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