貧困解決のための「スタンド・アップ」キャンペーン まもなく最終回が始まる

09.12


1409_suta【2014年9月12日 東京発】貧困解決のためのキャンペーンSTAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ)が、今年もまもなく開始される。2006年以降毎年、貧困解消のための国際デー(10月17日)の時期に国内外で開催されてきたこのキャンペーンは、MDGsが来年に達成期限を迎えることを受けて今回が最終回となる。

キャンペーンの内容は、立ち上がった姿を写真に撮って、その人数を数えて1つの「声」をつくることで、貧困のない世界の実現を求める市民の意志を示そうというもの。世界各地で1億7000万人以上が参加した2009年には、ギネス記録の認定を受けている。

今年の日本での実施期間は、9月13日から10月19日まで。期間内に立ち上がり、写真を撮影し、人数を数えた後に、10月27日までに同キャンペーンのホームページなどから報告を行うことで参加が完了する。個人やグループで写真を撮影するだけではなく、各地で開催されるイベントでもキャンペーンに参加することができる。参加人数は主催者の「動く→動かす」によって集計され、貧困解決への取り組みを求める声として政府に届けられる。

主催者は「今年のキャンペーンはMDGsの達成に加えて、2015年以降の開発目標をよりよくするための後押しにもなる。国際交渉の場に1人でも多くの市民の声を届けるために、ぜひ多くの人に関わって欲しい」と参加を呼びかけている。

photo credit: UNDP in Europe and Central Asia via photopin cc

出典:STAND UP TAKE ACTION
URL:http://www.standup2015.jp/

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