「民間開発支援に関する勉強会」の開催

第二回勉強会の様子 (2011.9.9)
政策研究大学院大学(GRIPS)開発フォーラムと共に「民間開発支援に関する勉強会」を開催し、企業やNGO等による開発支援の成果を測定する枠組みに注目しながら、主に「開発とビジネス」をテーマに議論をおこなった。具体的には、国際開発機関によるBOP支援施策や支援事例とその評価手法、あるいは大学やNGO等によるBOPビジネス連携事例および開発効果へのアプローチ等について、毎回2名の講師による報告を受け、それを基に議論をおこない、開発効果という観点から留意すべきことや現場での課題等の共有を目指した。
- 第1回 7月4日(月)「市民社会による開発効果へのアプローチ」
講師:
今田 克司 CSOネットワーク共同事業責任者 / CIVICUS事務局次長
米良 彰子氏 オックスファム・ジャパン事務局長 - 第2回 9月9日(金)「国際機関(IFC, UNDP)によるInclusive Businessへの取り組みや評価手法の事例紹介」
講師:
西郡 俊哉氏 UNDP東京事務所広報・市民社会担当官
杉田 道子氏 IFC東京事務所リサーチ・アナリスト - 第3回 11月8日(火)「BOPビジネス支援 海外の取り組み」
講師:
木村 亮介氏 プライスウォーターハウスクーパース株式会社アソシエイト
大野 泉氏 政策研究大学院大学 (GRIPS) 教授 - 第4回 3月14日(水) 「BOPビジネスと開発効果・社会性評価について」
報告:
山内 直人氏 大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
講師:
若林 仁氏 JICA民間連携室連携推進課課長
平本 督太郎氏 株式会社野村総合研究所公共経営戦略コンサルティング部副主任コンサルタント
詳細:http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/PDA.htm
開発効果測定の枠組みや手法リスト
「民間開発支援に関する勉強会」と並行して、議論を進めていくための共通基盤ともなる開発効果測定の枠組みや手法について既存情報を集め、リスト化をおこなった。