第二回視察 岩手県柴波町

岩手県柴波町概要説明

環境課の松村さんから循環型町づくりの取り組みについて説明を受けました。官民連携(PPP)の形をとり、町民15名(うち5名は公募)から構成される紫波町循環型まちづくり委員会を設置し、調査研究や提言活動等を奨励していることから、住民を主体とした多様なセクターとの連携を積極的に実践している印象を受けました。また農林公社の高橋公一さんから説明を受け、紫波町が「産直のまち」であり「紫波」ブランド化事業を進めていることを学びました。

柴波フルーツパークワイナリー

柴波フルーツパークワイナリー

柴波フルーツパークワイナリー

紫波町はブドウ産地としてワインづくりも盛んです。ワイナリーでは、見学、ワインの試飲や販売のほか、ピザづくり、そばうち、ソーセージづくり、お菓子づくりなども行い、地元の人達だけでなく年間3000人もの人が利用しているそうです。ワインはスーパーマーケットにもおろし、経営も安定しているとのことでした。

えこ3センター

えこ3センター

えこ3センター

農村課主任の大石範仁さんにお話を伺いました。このセンターはたい肥製造施設、ペレット製造施設で、平成15年度に完成し、平成16年度から本格的にたい肥造を開始、町内で排出される牛、豚、鶏の排せつ物や食品残渣、もみ殻などを原料に製造しています。製造されたたい肥は町内農家を中心に販売しています。

ラ・フランス温泉館

環境課の松村さんに説明していただきました。温泉館の再生可能エネルギーの設備を見学し、木質チップによるエネルギーをホテルの暖房と給湯のほか床暖房にも使用しているとの説明を受けました。これにより同温泉館が、町、NPO、新エネルギーサービス社の協働により成立、運営されていることを学ぶことができました。

柴波マルシェ

柴波マルシェ

柴波マルシェ

紫波マルシェは紫波町の9つの産直から希望者を募り運営することで、産直間の連携やネットワークづくりを推進しています。マルシェ内にある「農園カフェ豆太」は、高橋農園がお客様と直接交流できる場所として開設したカフェです。ここでは自家製パンやスウィーツなども置いていました。

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