地域主体の持続可能な社会づくり 2013年度の取り組み

2013年度の取り組み

インド アラク バレー2013年度は、研究者、農家、環境専門家などからなる「地域の力フォーラム」を立ち上げ、「環境」「環境保全型農業」「循環型地域づくり」をテーマに、東北に焦点を絞り、持続可能な地域づくりの事例調査、それに基づくセミナー、出版などをおこないました。

 

1.持続可能な地域づくり取り組み事例調査

東北地方を中心に持続可能な地域づくりに取り組んでいる地域・組織を訪ね、有機農業や再生可能エネルギーによる地域活性化について聞き取りをおこないました。

11月には、インド南東部の山岳地帯(アーンドラ・プラデーシュ州、アラクバレー)を訪ね、コーヒー、フルーツ等の有機栽培をおこなうNaandi基金の活動を学び、アグロフォレストリーに取り組む先住民族と交流をおこないました。 

第一回視察 7月1日~2日
星寛治氏からのヒアリングの様子 (宮地忠幸氏撮影)

星寛治氏からのヒアリングの様子
(宮地忠幸氏撮影)

山形県高畠町

日本有機農業学会主催 第六回有機農業試験研究交流会の公開シンポジウムと現地見学会に参加。高畠町の有機農業を牽引してきた星寛治氏にお話をうかがいました。

宮城県大崎市鳴子地区

「鳴子の米プロジェクト」について、このプロジェクトを推進してきた結城登美雄氏にお話をうかがいました。また、NPO法人東鳴子ゆめ会議「さとのわ事業」について見学とヒアリングをおこないました。

PDF 第一回視察の詳細はこちら(PDF)

第二回視察 8月19日~20日
葛巻林業株式会社にて

葛巻林業株式会社にて

岩手県葛巻町

葛巻町独自の環境を活かしたクリーンエネルギーや、酪農をもとにした町づくりについて、葛巻町長や林業会社の方にお話をうかがいました。

第二回視察 岩手県葛巻町の詳細はこちらから

えこ3センター

えこ3センター

岩手県柴波町

循環型の町づくりを目指した、再生可能エネルギーの活用や柴波産物をブランド化する動きを視察しました。

第二回視察 岩手県紫波町の詳細はこちら

第三回視察 9月22日~23日
福島県喜多方市

福島県喜多方市

福島県喜多方市

喜多方市内の地域づくり・人づくりに関わる「万能塾」、「NPO法人まちづくり喜多方」、「本木・早稲谷 堰と里山を守る会」を訪問し、お話を伺いました。

第三回視察 福島県喜多方市の詳細はこちら

第四回視察 11月11~17日
インド アーンドラ・プラデーシュ州アラク丘陵地帯

インド アーンドラ・プラデーシュ州アラク丘陵地帯

インド アーンドラ・プラデーシュ州アラク丘陵地帯

インド南東部の山岳地帯(アーンドラ・プラデーシュ州、アラクバレー)を訪ね、コーヒー、フルーツ等の有機栽培をおこなうNaandi基金の活動を学び、アグロフォレストリーに取り組む先住民族と交流をおこないました。

第四回視察 インド アーンドラ・プラデーシュ州アラク丘陵地帯の詳細はこちら

2.持続可能な地域づくりに関するフォーラム

第1回 地域の力フォーラム 9月22日
第1回 地域の力フォーラム

第1回 地域の力フォーラム

福島県郡山市にて、茨城大学名誉教授の中島紀一氏と福島県有機農業ネットワーク理事の長谷川浩氏をお招きし、「第1回 地域の力フォ-ラム セミナー」を開催しました。

第1回地域の力フォーラムの詳細はこちらから

第2回 地域の力フォーラム 3月24日

明治大学の小田切徳美氏を招き、「農山村における地域づくり―「田園回帰時代」への展望―」と題するセミナーを開催しました。

第2回地域の力フォーラムの詳細はこちらから

地域の力シンポジウム
「3.11東日本大震災と内発的復興―農山村と都市の結びつきを考える―」

東日本大震災から3年が経過する中で、経済成長一辺倒から脱却した新しい時代を志向するために、地域資源を活用した内発的復興を着実に進める東北地域に焦点を合わせ、食とエネルギーの自給の意義、市民や企業関係者を巻き込んだ農山村と都市の新しい結びつきのあり方などについて議論を深めることを目的にシンポジウムを開催しました。基調講演、特別報告、パネル討議を通じて東北地方の農山村における内発的復興・発展の現状や課題、可能性について理解を深め、議論する場を提供することができました。また質疑応答では同テーマに関する活発な意見交換が行われました。

地域の力シンポジウムの報告はこちらから

3.小冊子の発行

「地域の内発的復興・発展~農山村と都市の新しい結びつきを考える~」を日本語と英語で作成、発行しました。

小冊子「地域の内発的復興・発展~農山村と都市の新しい結びつきを考える~」はこちら

 

これまでの取り組み

2012年度の取り組みはこちら

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