コロナ禍が長引く中で始まった２ヶ月おきのオンラインランチ懇親会も、少しずつ定着してきたように感じます。今回は、3年前？にCSONJで活躍してくれた木村明日美さんが参加してくれました。今後は、CSONJのOB/OGが気軽に立ち寄れる会にしていければと夢見ています。

毎回恒例の、その方の経歴を踏まえた報告では、インターンの鴨志田真紀さんが、以前勤めておられた、旅行代理店の時の経験を踏まえて、シルクロードをテーマに、新疆ウィグル自治区とパキスタンのフンザ地域について、美しい写真とともにご紹介くださいました。お話の端々に鴨志田さんのシルクロードへの愛が感じられる素敵な報告でした。新疆ウィグル自治区の豊かな文化や人々との触れ合いの中で感じた中国の圧力の影は、今のようにウィグルに関する報道が盛んになる随分前から始まっていたとのことでした。また、桃源郷とも称されるパキスタンのフンザ地域で活動する、アガ・カーン財団による女子教育の取り組みは、厳しい女性差別で知られるイスラム地域のイメージとは程遠く、その背景などもっと知りたくなりました。臨場感溢れるお話に、旅に出たくなりました。鴨志田さんありがとう！

次回は、4月頃、木村明日美さんに青年協力隊として滞在されたキルギスのお話をしていただければと思っています。

（事務局長　長谷川雅子）