CSOネットワーク 提言&コラム

編集後記~ハンドブック「ケースから考える『ビジネスと人権』」の発刊を迎えて~

投稿日:2021/09/01
カテゴリー: 事務局日記

皆さん、こんにちは。サステナビリティコミュニケーターの梁井です。

CSOネットワークでは、本日、ハンドブック「ケースから考える『ビジネスと人権』」を発刊しました。

CSOネットワークは、これまで、様々な側面から、公正で持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組んできました。SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関しては、SDGsの理念「誰一人取り残さない」とともに、SDGsの内容がどれも「人が生きること」と関連しており人権尊重の考え方がベースになっている点を踏まえて、様々な角度から対話や情報発信に取り組んできました。2020年10月に日本政府より公表された「ビジネスと人権」に関する国別行動計画の策定過程においては、ビジネスと人権市民社会プラットフォームをはじめとする多様なステークホルダーとの対話・連携を行い、「ビジネスと人権」に関する理解を促進する活動や提言にも取り組んでいます。

この度、発刊したハンドブックは、ビジネスにおける人権尊重が促進され、個人が尊重される社会の実現を目指し、制作したものです。制作の過程においては、たくさんの新たな学びがありました。社会の様々な場面において「人権」に注目が集まる中、企業が、そして個人が「ビジネスと人権」を自分ごととして考えるためのナビゲーションをどのような形で表現できるだろうか、人権に関わる様々な課題への解決策をどのように説明できるだろうかと、様々な専門家の方々、新鮮な視点を持ったスタッフの協力を得ながら、試行錯誤が続きました。コンセプトが固まり、デザインに作業が移ってからも、配色・文字の大きさのバランス、イラストで表現する人物の性別、年齢、色合いなど、様々な視点からの検討・調整が続き、紙の選定や印刷に至るまで様々な学びや気づきがありました。制作過程において、様々な協力を頂いた皆様、誠に有難うございました。

今回、ハンドブックで取り上げたケースは、「ビジネスと人権」に関する課題のほんの一例です。「ビジネスと人権」を取り巻く課題への理解、そして解決には、様々なステークホルダー間の対話や連携が不可欠であり、そのためには、それぞれが「ビジネスと人権」を自分ごととして考え、今いる場所を確認し、そこから1歩踏み出してみることが必要ではないかと思います。今回、発刊したハンドブックが、様々な方の1歩に寄り添うものとなりましたら幸いです。

ハンドブック「ケースから考える『ビジネスと人権』」発刊のお知らせ

【公開中】CSOネットワーク YouTubeチャンネル「10分でわかる『ビジネスと人権』」

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